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ハーブ染めの糸で編んだストール
ハーブ染めの工程<コットン>
コットンや麻は植物色素が定着しにくいので
たんぱく質を布に含ませてから染めます
ハーブで染めたコットンヤーン
1・精錬
生地の重さを量ります。生地を中性洗剤で洗い、糊や汚れを落とし、良くすすぎます。
2・濃染処理
麻、木綿は濃染剤か豆乳に漬けて濃く染まるように処理をします。絹やウールは必要ありません。
3・染液の抽出
生地の重さ、素材、仕上がりの色を考えて、必要量のハーブを収穫し、細かくカットします。ハーブと水を鍋に入れ、沸騰後20分~1時間煮出して濾します。
4・先媒染
染液の抽出をしている間に素材やハーブの種類、染め上がりを考えて、媒染剤を選び、媒染液に漬けます。アルミで先媒染すると、色ムラが起こりにくくなります。
5・染色
染液に漬けて、むらにならないように静かに液の中で動かします。
6・後媒染
軽くすすいで、媒染液に漬けます。好みの色になるまで、染色と後媒染を数回繰り返し、最後に染液に漬けてから良くすすいで陰干しします。